知床へ(追記あり)
2012年 06月 16日
海はガスがかかっていましたが、
知床連山はくっきりと見えました。
知床五湖の一湖、高架木道展望台からの眺めです。
今はヒグマの活動期なので、地上遊歩道はガイドツアーのみとなっていました。
詳しくはこちら。
今日も午後に出発のツアーがヒグマと遭遇。途中で引き返したようでした。
海側ですが、水平線は見えません。
高架木道は、入り口から一湖湖畔展望台まで800メートル。
木道の両側にはクマ除けの電気柵がつけられています。
湿地に、子鹿がいました。
ハルセミの大合唱とウグイスの啼き声に虫の声知床の初夏です。
五湖への途中、開拓跡地に崩れた廃屋があり、
黄色い花がたくさん咲いていました。
黄色い花は、今網走でよく見かけるセンダイハギかと思いきや菜花のようでした。
自然センターに立ち寄ってのレンジャーに聞いたら、セイヨウアブラナではないかと。
原生林に生えるような花ではありません。
住居跡に群生しているということは、かつて菜種を栽培していたのか?
鹿が好まないから増えたようです。
この地を農地として開拓するために人が住んでいたのは昭和40年代の始め頃まで。
ウトロの街が見えます。
ウトロの港にはたくさんの大漁旗を掲げた漁船が停泊。
ちょうど遠音別神社の例祭で大漁祈願祭が行われていたんですね。
帰り道の濤沸湖畔では、ヒオウギアヤメが見頃を迎えていました。
この春オープンした濤沸湖水鳥・湿地センターより。