網走の絵馬展
2016年 03月 27日
網走の絵馬展開催中。
江戸時代後期から明治にかけて北前船を所有する藤野家が網走に番屋をおいていました。
北前船は大阪と蝦夷地を結んで日本海側を就航していた廻船です。
船の就航の安全と無事帰郷への感謝を込めて網走神社と鱒浦稲荷神社に奉納された船絵馬19枚が展示されていました。
網走神社へは毎年初詣に行ってます。
現在は丘の上にありますが、北前船の時代には網走川の河口にありました。
鱒浦稲荷神社は我が家から2.5キロぐらいなので歩いて行かれそう。
神社の奥の住宅地の一角を菜園として借りていたことがあったので
神社の前を車でよく通ってました。
でもまだ一度も参拝したことはありません。
江戸時代の北前船は和式帆船。
船絵を描いたのは、大坂の絵馬師。
同じ人が描いたわけではないようですが、構図が似ていますね。
積み荷について。
航路。
船乗りの一年。
明治時代になると北前船は洋式帆船になります。
藤野家は近江へ引き上げて行ったようですが、
番屋の一部の家屋は今も網走川の河口に残っています。
少し前の網走の歴史がわかる興味深い展示でした。
一カ月間の展示は短すぎるような気がしますが・・・。