白樺樹皮で作るバスケット(追記あり)
2017年 07月 07日
白樺樹皮で作るバスケットの講習会が行われました。
昨年秋に引き続いて二回目です。
バスケットを作る材料はそれぞれ用意されています。
今回作るバスケットに使う白樺樹皮テープは1センチ幅のものが12本。
6本はすでに編める状態の厚さに剥いでありますが6本はまだ剥ぎがすんでません。
まず最初の作業は樹皮を剥ぐことから始まりました。
樹皮の端にカッターの刃を入れてから、
少し揉み込むと自然に剥がれようとする割れ目ができてくるので
それに合わせるように剥いでいきます。
この作業、白樺樹皮の肌さわりが感じられて結構楽しい!
といっても樹皮によっては薄くなりすぎたりしてあまりうまくいかない場合もありましたが。
次は剥ぎの終わったテープを薄布に油をつけてなめしていきます。
今回使った油は、刃物用椿油でした。
使う油は、家にあるサラダ油などでもいいそうです。
ここまでは順調に編めました。
ここからが折り返しの作業で手が離せなくなり画像はありません。
きっちりとした蓋を作るには、切り出し幅を1ミリ多くするのです。
そして折り返しは一段浅めになります。
私もここまでできるとよかったなあ。
結局、私は二度目にもかかわらず時間内には出来上がりませんでした。
いくつか作っているのに久々だとまたしてもいびつな出来上がり。
それでも脚をつけて、
なんとか形になりました。
2本ずつ減らして8本編みのも作ってみました。
1センチのテープを半分にして5ミリ幅でミニサイズのも。
8本で作ったのには、脚をつけられませんでした。
一緒に私のお隣で受講していたMちゃんが残った樹皮テープで横長のを制作。
講習会で習って作ったものより一段浅めです。
可愛らしいので私も作ってみました。
つつじが原で剥いだ樹皮や、手持ちの樹皮があるのでまた何か作ってみようと思ってます。
少し前に購入したスウェーデンの『ネーベル』載っていた刃物カバーも作ってみたい!
白樺の木、北方ではいろんなものに利用されているようです。
山辺さんの最新作のバインダー。
背表紙には菱刺しがほどこされていました。
周囲のかがりはマツの根(シベリア産)だそう。
「ロシアから白樺細工」
http://yamazou13.exblog.jp
をご覧下さい。
6月17日の記事には講習会の様子が載せられています。