北緯44度の雑記帳

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こぎんへの憧れ

2005年10月、京都の恵文社布芸展2を観ました。
展示されていたのは、こぎん刺しのバッグたち。
素材は生成の麻布で底の部分に、補強のためにこぎん刺しがほどこされていました。
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(季刊銀花2007年春第百四十九号 手刺しに関する十六話 より)

こぎんへの憧れの始まりでした。

布芸展2で求めた小冊子 来森手帖
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そして昨年から上京するたびに立ち寄っているヒナタノオトで
針の森さんの作るこぎんに出会いました。
この覆い布は、6月上京の時に連れ帰ったものです。
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ますます憧れはつのりついに弘前へ旅立ちとなりました。

弘前駅で東京から盛岡までは新幹線、盛岡からはヨーデル号にて到着の
huiziさんとlaylaさんと合流です。
こぎん研究所へ。
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この建物は1932年建築家前川國夫が27歳の時の初仕事。
研究所のオーナーである木村隆三さんがフランスで知り合った
前川さんに設計を依頼したのだそう。
その縁が始まりで弘前には前川國夫設計の建物が八つあります。
冬向きなのかどうかはわからないけれど、
すっきりとしたモダンな建物です。

こぎん研究所では、見学を申し込んでありました。
裏手にある建物の2階の織機のある仕事場を見せてもらいましたが、
今は刺繍は仕事場ではほとんどされておらず、内職となっているとのこと。

ちょっとだけ運針するように刺す実技をしていただき、
縫ってからのしごき方を見ました。
刺し終わってからは、
クリーニング屋のおじさんが使うような重たいアイロンをして落ちつかせるそうです。

ここでは、現在は主にお土産製品の企画製造の管理をしているようでした。

入り口のガラス戸棚の中に、半纏のミニチュア古こぎん復刻版?が3着展示されていました。

こぎん研究所で私が買った物。
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しおりのキットです。
1週間経ってやっと完成、と思いきやよく見れば間違い箇所いくつかあり。
麻布が手織り風で薄地、織り糸が太かったり細かったり。
濃い色を選んだためになおさらよく見えず、悪戦苦闘いたしました。
右のはとくにひどいのでほどいてやり直さなくては。
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私がこぎんに惹かれるのは表だけではなく裏の模様も味わいがあるから。
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名刺入れを開いたところ。
藍染めの麻にほんのりピンクの桜染め糸で刺されている。
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裏が見たくてひっくり返してみましたが、接着芯が貼られていたので諦めました。

翌日はこぎん刺しの糸や布を扱っているお店に行きました。
まずはしまやで買い物。布は綿のコングレス。刺しやすそうです。
糸はいずれも6本合わせよりとかせの白糸は10本合わせ。
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次にはつきやで。
ミニコングレス3枚と、ブルーの麻布と生成のは麻混のやや厚布。
糸はどれも8本合わせ。
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同行者のお二人につられて買い込んでしまったけれど・・・。

さらに翌日青森でもこぎんを見ました。
そのことはまた後で。
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by hokui44do05 | 2008-07-19 21:39 | | Trackback | Comments(4)
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Commented by mckaseoul at 2008-07-22 11:40
huiziさんのブログでもうっとり見させていただきましたが、こぎん刺し、まさに手仕事。素敵ですね。
本当に裏まで見事です。
とにかく日本に帰ったら実物のこぎん刺しを見たいと思います。
Commented by hokui44do05 at 2008-07-22 21:52
>mckさん
こぎん刺しは、私にとってはかなりの集中力が必要な手仕事だとわかりました。
パッチワークはおしゃべりしながらでもできるのに。
ひとり黙々としなくてはならない作業ですね。
私の住んでいる隣町の斜里町は弘前の姉妹都市で
博物館にはこぎん刺しの半纏が飾られています。
斜里町ねぷた祭りもするんですよ。
Commented by gongxifacai at 2008-07-23 00:47
この銀花、私も見ていたのにすっかり忘れていました。
137号の天羽やよいさんのことは記憶にあったんですけど…。
やはり実物を見ていると記憶に残るんですね。
いろいろ思い出したので、
私ももう少しブログにまとめてみようと思います。
やっぱり銀花は価値のある雑誌ですね。
Commented by hokui44do05 at 2008-07-23 09:26
>huiziさん
銀花は図書館にあるのでよく借りてます。
137号、次回借りてこようっと。
引っ越しの時に70年代の銀花を手放したのがつくづく残念。
ブログ楽しみにしています。
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