大阪から京都へ(追記あり)
モノレールに乗って万博記念公園へ。暑い!

太陽の塔を身近に、そして全容を観るのは初めて。
公園脇の高速道路を走る京都行きのリムジンバスの窓からは
上部の顔だけが見えていましたから。

後ろからも。

目指す大阪日本民芸館へ。手前にはバラ園。

暑さでボケ気味。

お目当てはこの展示でした。


見学者は私一人、館内は涼しくてゆっくりと堪能できました。
丹波の焼き物や丹波布の反物だけではなく、
東北地方の菱刺しや蓑や背当て、籠などの編組品の展示もあってじっくり観てきました。
展示されていたのは古い物ではなく、
かつてあった民芸品を復興させ伝承しようとする工芸家達の作品です。
丹波布は足立康子さんの織った反物や着物や帯がありました。
足立さんは、丹波市青垣佐治の嫁ぎ先の綿屋の蔵で丹波布の縞帳を見つけ、
丹波布に魅せられ復興と伝承を続けて60年、2014年88歳で亡くなりました。
格子柄や縞柄で少し厚みがある手紡ぎ草木染めの木綿布なのですが
緯糸にくず繭の糸を入れることで白く光る部分が見えてくるのが特徴的です。
丹波布の着物はとっても温かそう。
焼き物では武内清二郎のに惹かれました。
大阪モノレールから京都阪急線に乗り継いで京都河原町まで1時間かからずに到着。
寺町通りを歩いて蛸薬師通りにあるWriting Shopへ立ち寄りました。
活版印刷されたコットン紙のカードと便せんを購入。


次に平安神宮の近く岡崎にある志村ふくみ・よう子さんのギャラリー・フクミシムラへ。
京都での展示は3月末で終わり、今は沖縄で展示中でした。


小裂合わせの「かるた額」が素敵でした。
9月10日から11月6日まで東京の世田谷美術館で展示が予定されています。
「風露」の掛け紙のかかったたねや(滋賀)のお菓子があったので購入しました。

掛け紙を広げてみるとこんな風。
