お水取り最終日
2007年 03月 23日
東大寺二月堂お水取りのお松明を観に来たんです。
お水取り(3月1日~14日)の最終日のお松明は6時半から。
15分足らずで終わるので場所取りが必要と聞いていました。
だから、早めに行きました。
だんだん暗くなってきて二月堂に明かりがともりました。
写真、手前の竹垣の前当たりに陣取った、知り合いの方々が手を振っていました。
一つめのお松明が階段を駆け上ってきました。
それからは次々と。
10本目のお松明が火の粉を散らして消えていく。
私たちもちょっとだけ火の粉をかぶりました。
お松明終了のアナウンスに促され
出口に向かって押し出されそうになりながらも、
お松明の燃えがらを拾っている人たちにつられて階段を上りお堂の廊下へ。
見下ろせば下は大混雑。
しばし、お堂の回廊の欄干のもたれて奈良の里の夜景を臨みました。
四半世紀くらい前に私も娘くらいの年頃に友人とここへお松明を観に来ました。
あの時は歩きながら観たから12日だったのだと思われます。
この日は籠松明と呼ばれている大きなお松明が一本ずつお堂の外廊下を駆け抜けました。
この日は、11本ですが揃って横並びになることありません。
今回は10本のお松明が揃い圧巻でした。
今回が1256回目
奈良時代から受け継がれている行事。
いにしえの市井の方々もここでお松明をみあげていたのでしょうか。